
昨日、プロ野球が開幕しましたね。
これから半年間、観戦楽しませていただきます(笑)
さて、毎年夏頃になれば、優勝の可能性のあるチームが絞られてきますが
最終的に優勝するチームには、必ず生まれる現象があります。
それは「日替わりヒーロー」の出現です。
これまでの戦いで秀でた成績を残していなかった複数の控え選手が、優勝目前となった
タイミングで続々と活躍し結果を出すことで、そのチームに勢いが生まれ、一気に優勝へ
向けて駆け上がってゆきます。
なぜ、優勝目前のチームには必ず「日替わりヒーロー」が出現するのでしょうか。
それは、優勝の可能性が高まることで控え選手も含めた選手全体で、貢献意欲が通常以上に高まり
いつ出場してもパフォーマンスが発揮できる、心身の準備が整っているからです。
逆に優勝の可能性が失われたチームは、チーム内の不協和音が明らかになるなど、ネガティブな雰囲気に覆われることが多くなります。
それは、成績不振の原因探しが始まったり、選手も自身の役割を見失ったりと、個々が本来やるべきことができなくなる故の結果です。
会社の目標計画においても、計画達成の可能性を社員が感じていれば、個々の貢献意欲が高まり本来の力を発揮します。
従って、数字目標は設定したら終わりではなく、計画達成に向けたストーリーや道筋を常に社員間で確認・共有することで
年度初期から最終期まで、一貫して計画達成が視野に入っている状況にしておくことが大切であると言えます。