
リピート来店していただけるお客さまは、そのお店にとって貴重な財産であることは
言うまでもありません。
そのリピート客が、これからもずっと来店し続けていただくためには、お店とリピート客が
「緩く繋がっている」関係を築くことが重要となります。
お客さまが商品やサービスを手に入れたい時、常に記憶の中にあるいくつかのお店の選択肢の
中から1つを選び、来店に至ります。
従って、リピート来店いただくためには、お客さまの記憶の中に留まっているお店であり続ける必要があり
そのためには、単に商品・サービスの提供だけではなく、例えば名前でお呼びする等の軽やかなコミュニケーションは有効な手段と
なり得ます。
一方、忘れられないためにと、お客さまへ過剰なアプローチを行うことは禁物です。
例えば、お店側からお客さまに会話を求めるのはお客さまにとって負担になりますし、ツイッターやフェイスブック、ラインなどの
SNSで初回登録を勧めた後、頻繁に情報を送ることも、それを受け続けるお客さまにとって不快に感じることは当然のことです。
お店から一方的なアプローチを行うことなく、お客さまの記憶に留まり続ける「緩く繋がっている」関係性。
特に個人経営の店舗は、関係性を保つための節度・頻度を意識し実践をしていただければと思います。