
ワイドショーとドラマ、貴方はどちらのテレビ番組をよく見ますか。
ワイドショーはニュースや話題など、数多くの情報を番組内で取り扱うことに対し
ドラマは、1つのストーリーをじっくり展開してゆきます。
では、それぞれの番組を観た場合、3日間経過してもまだ内容を覚えているのはどちらでしょうか。
ほとんどの方が、内容を覚えているのはドラマ、とお答えになるはずです。
ワイドショーは取り扱う情報量が多いことから、視聴者は記憶に留めることを自然に諦め、ひたすら受動的に見ることに
徹しています。従って、3日後どころか数時間で内容は忘れています。
一方、ドラマはたった1つのストーリーを感情移入しながら見ることで記憶に刷り込まれてゆき、その結果3日間を経ても
強い印象が残っているのです。
この考え方は店舗経営でも応用が出来ます。
「数多い」メニューを取り扱うお店(ワイドショー型)と、少ないメニュー数をこだわりやストーリー性を加えて発信している
お店(ドラマ型)では、お客さまの印象に残りやすいのは、後者のドラマ型店舗になるでしょう。
メニュー数が多いにもかかわらず集客が図れない店舗は、このドラマ型店舗の要素を取り入れることで状況を変えられる可能性が
あります。