
販売する側(売り手)とお客さま(買い手)の倫理が相反することを、事業経営者は認識しておく必要があります。
売り手はなるべく効率的に売りたいと願うため、売った後のアフターフォローに対する意識は低くなります。実際に「売れればそれで良し」と捉える会社も多く存在します。
一方、買い手は商品を「買った後」、またはサービスを「受けた後」の満足を得たいと願います。
つまり売り手は「売るまで」を重視し、買い手は「買ってから」を重視するのです。
この売り手と買い手の倫理ギャップを埋められる会社や店舗には、現在のビジネスを拡大できるチャンスがあります。
例えば、地域ナンバーワンのアフターフォロー・サービスを具体化し、お客さまへ提供保障するのも効果的な手法でしょう。
「買い手の倫理を深く理解し、事業活性化の切り口を考え、そして実践する」
この思考が働くか否かで、ご商売の成果は大きく異なります。