小さな会社 応援シリーズ/作戦会議の「落とし穴」とは?

新規開拓やコンペ受注など、業績拡大に向けて社内で行う「作戦会議」は、会社の意思決定をする場として大変重要です。

 

但し、出席メンバー全員で協議したからといって、必ずしも万能、完璧な結論とは言えません。

その理由は、3点あります。

 

まず、「議論できる領域や視野には限界がある」ことです。

当然ながら、会議に出席している人たちの頭の中にある情報や考え以上の議論はその場で出てこないため、会議に出席していない方の意見が検討されることはありません。

 

次に、「声が大きな人の意見が通りやすい」ことです。

出席者で議論が重ねられていても、最終的に声の大きな人(上位職者や口のうまい人、など)の意見が「会議の総意」に置き換わることが大変多いのです。その結果、声の大きな人は満足しますが、彼らは責任やリスクを取りません(笑)

 

最後に、「競合相手を見誤る」ことです。

会議で集まって議論していると、その場の雰囲気で何となく自社の方が優れているように勘違いし、一方競合他社の勢力を過小に評価してしまうことがあります。これでは、競合を駆逐するアイデアは生まれないですし、相手に勝つことも難しくなります。

 

これらのことを踏まえると、作戦会議は、決定した内容や実行リスクに対する責任の所在を明らかにすることが不可欠、と言えるでしょう。