街中のお好み焼屋さんが、細く長く商売できる理由

何十年と経営が続く街中のお好み焼屋さん。

 

お店のイメージは、年配のご夫婦がお店を切り盛り/店内のテレビは常に点けっぱなし/カウンターのみの店内/派手さはないけれど、飽きない美味しさ/常に常連らしき客がお店の端っこに座っていて、昼から一杯飲みながら店主とおしゃべり…のような感じでしょうか。

 

そのようなお好み焼屋の多くは商品単価が低く、また、集客数もそう多いように見えません。

売上が大きく上がる要素が少ない商売と言えます。

 

商売は、売上総額が損益分岐点を下回れば経営継続が難しいのは、ご承知のことと思います。

 

…とすれば、これら住宅街で長く商売を続けているお好み焼屋さんは、売上が大きく上がらなくても経営を続けられるよう、経費を低くコントロール出来ていることになります。

 

例えば、自宅の一部(1階部分)を使っての店舗運営、人はなるべく外部から雇用しないようにすることで固定費を抑え、変動費も食材は仕入れ先との長年の関係性で良いものを安く仕入れる等、地道な努力が長く経営を支えています。

 

さらに「カウンターのみ」で店舗運営していれば、客席稼働率が高くなる点も重要なポイントです。

(4人掛けテーブルを置いた場合、お客さまが4人で利用いただければ良いのですが、2人利用の場合は客席稼働率は50%に低下して

しまいます。店舗面積10~20坪位の比較的小さなお店であれば、テーブル1卓当たりの稼働率が売上全体に与える影響は大変大きくなります。)

 

長く続いている商売には、必ず根拠があります。

その理由を推察することで、ご自身の事業経営の参考となるヒントが見つかることがあるはずです。