
日頃、顧客や取引先などのお客さまが来社された際に、日本茶(夏は麦茶)やコーヒーをお出しする会社が多い一方で、この行為自体はお客さまにとって「当たり前のサービス」であるため、特に感謝をすることはありません。
特にコーヒーが苦手なお客さまは、目の前に出された時点で気分は良くないでしょう。
ここで、取り入れていただきたい飲み物サービスがあります。
それは一部の大手企業やカーディーラーが既に取り入れている「喫茶メニューサービス」です。
例えば、ある会社ではお客さまを商談スペースに通した後に、簡易ながらオリジナルのメニュー表を差し出して「コーヒー、日本茶、
こぶ茶、紅茶、オレンジジュース、野菜ジュースなど、お好きなお飲み物をお選びください。」と笑顔で好みのドリンクをお聞きして
います。
コーヒーや紅茶など、いずれも原価は大して変わらないにもかかららず、お好みの飲み物をお客さま自身に選んでいただく方が
お客さまへの「おもてなし志向」が伝わり、喜んでいただけることは言うまでもありません。
このようなちょっとした心遣いで、お客さまにとっての「当たり前」が「感謝」に変わるのです。