
顧客先を訪問する際にお渡しする「おみやげ」。
勿論、顧客はお礼を言って受け取ってはいただけますが、慣例的な儀式であることは言うまでもありません。
では、顧客に本当に喜んでいただけるおみやげとは?
それは、顧客にとって「有用な情報」です。
中でも「顧客の顧客」に関する情報は、大変喜んでいただけるおみやげと言って良いでしょう。
例えば「御社が先月販売開始した新製品ですが、早速、弊社が自主的にユーザー数名に使用感を聞いてみました。そうしたところ、御社が最も強くアピールしている●●機能よりも、〇〇機能の方が大変役立っていて気に入っている、というお話をお聞きしたのです。」といった情報をおみやげとして提供すれば、顧客は新たな気付きを得ることができるはずです。
特に、新規顧客や前回訪問から時間が経過してしまっていて久々に訪問する顧客に対して、このような「情報みやげ」を渡すことで、一気に取引がスタートまたは再開する可能性もあります。
顧客へ必ず持参すべき喜んでいただけるおみやげは「モノ」より「有用な情報」。
顧客訪問時には、是非、顧客が喜ぶ情報をカバンに入れて臨んでください。