
顧客との面談で、情報ヒアリング。
大切な取組みです。
しかし、情報を引き出そうとすればするほど、相手から警戒されてしまうことも…。
その結果、情報を全く得られない可能性もあります。
また、常時面談でこちらからの情報提供が不足している場合においては、顧客に対して「何故、うちの方が情報を提供しないといけないのか(怒)」と不審感すら与えかねません。
「ギブ&テイク」の関係、という言葉があります。
持ちつ持たれつ、といった解釈ですが、顧客との関係は「発注側」と「受注側」。
立場が決して対等ではありません。「ギブ&テイク」の関係を顧客に求めてはいけないのです。
「顧客から情報を得たい!」
そう考えるのであれば、顧客が喜ぶ情報を日常的に提供し続ける必要があります。
いわば、情報はひたすら「ギブ&ギブ&ギブ…(与えて、与えて、与えまくる)」。
この積み重ねがあって、ようやくこちらからの情報提供の申し出に対して顧客が応じていただけるのです。