
「営業時間外の連絡先を教えるなんて、とんでもない!」
このように考える事業経営者は多いと思います。
お気持ちは理解できます。
例えば、休日でお店を閉めてるのに電話がかかってきたらゆっくり休めません。
また、営業時間終了後の後片付けの時間であれば、電話に出ることすら躊躇してしまいそうです。
でも、強かな経営者は営業時間外の連絡先をお客さま(特に上位顧客)にこっそり教えることで、確実に顧客満足度をアップさせています。
例えば、とある接骨院経営者。
治療を行ったお客さまに対し、営業時間外に繋がる連絡先としてご自身の携帯電話を伝えています。
「ご自宅に帰られた後、何かございましたら私の携帯番号をこちらのカードに書いておきますので、いつでもご連絡ください」と。
この対応で、お客さまは「何かあれば連絡ができる」と安心します。
当然、その接骨院へのロイヤリティ(信頼感)が高まることは言うまでもありません。
※なお、実際に営業時間外に電話をかけてくるお客さまは、ほとんどいらっしゃらないようです。
営業時間外でも気にかけてもらえていることに、お客さまは必ず感動します。
貴重な事業予算を投じて集客販促を行うよりも、まずはお客さまと真摯に向き合う姿勢を示す。
何より効果的な同業店との差別化が図れるはずです。