事実だけを見る!

ある店舗経営者が悩んでおられました。

「思うように売上が伸びない状況が続いている。このままでは、月々の返済も出来るか不安なんです。妻も落ち込むだろうし、子どもの教育費も今後支払えるか、どうか…。これまでの生活も見直して、倹約しないといけないし…。人生をやり直したい気分ですよ…。」

 

問題が発生したことで不安な気持ちに支配され、前を向けない状態と言えます。

渦中にあるとき、前に進めず立ちすくんでしまうことは誰にでも起こり得ます。

しかし、渦中を過ぎてしまうと「今から思えば、たいした問題ではなかったな。」と思えてしまうことが多いのも事実です。

 

1つの大切な考え方をお伝えします。

それは、問題に直面したとき、必ず「事実だけを見る」ことです。

上述の悩みの場合「売上が伸びていないこと」だけが事実であり、「このままでは~」以下は経営者の単なる想像に過ぎません。

この想像が頭の中で膨らんでしまうことで、肝心の起こっている事実への対処が遅れてしまうのです。

 

問題が発生したら、まず事実を正確に認識し、それに対する善後策の検討と実践を行うこと。

成果が出なければ、成果が出るまで試行錯誤すること。

 

これを実直に行うことでしか、悩みは晴れることはなく、また根本の問題解決に近づいてゆかないのです。