
自社商品の更なる「深堀り」。
新たな商品開発に向けた「探索」。
この深堀りと探索の2つの活動のどちらか片方でも停滞した場合、更なる事業発展は難しくなります。
言い換えれば「自社の商品や強みを懸命にブラッシュアップするだけ」または「新たな商品開発を積極的に行うだけ」では片手落ち。事業を発展させるためには、両方の活動を必ず「同時に」行う必要があるのです。
但し、この2つの活動を両立させるには、経営者が強いリーダーシップをもって次のような道筋を作る必要があることも付け加えておきます。
●全従業員に対してこの2つの活動の両立が必要であることを理解・浸透させる
●深堀りと探索、それぞれの担当部門とチームリーダーを決定する
●それぞれの部門の目標や評価基準を定め、従業員のモチベーション維持に努める
●それぞれの部門が分離せず、一体感を保てるよう、適時両者間で情報共有を図る
これらを遂行するのは簡単ではありませんし、困難な局面も必ず出てきます。
ただ、試行錯誤しながらでも推し進めることで、いずれ2つの活動の両立が社内定着してゆくはずです。