
顧客先を訪問し、長時間(30分以上)担当者と商談できたことを収穫と捉える
営業マンをよく見受けることがあります。
(会社や上司が、営業マンに対しそのように指示を出しているケースも
あるようです。)
但し、このケースで満足しているのはこの営業マン(指示を出している会社や上司)だけで、実は相手の担当者は逆に不満に感じている可能性があります。
現在、企業はほとんどの業界で人員不足のため、社員は多くの業務を掛け持ちしなければならず、多忙な状況です。そのため、外部との商談は極力短時間で済ませることを望んでおり、長時間の拘束は避けたい心理が働いているのです。
この状況の中、担当者と商談を進めたい営業マンは、「時間」ではなく「回数」を重視すべきです。
1回の商談を要点集約の上、短時間で完結し、その代わりに訪問回数を増やす。
これで先方担当者は商談負荷が軽くなることで喜ばれるばかりか、「よく顔をみかける」熱心な営業マンとしての印象も与え
結果として、より商談が進行しやすくなります。