
仕事を受注した瞬間に喜びが頂点に達し、そして次の日には、別の案件受注に向けて早くも意識が移っている…。
このような営業マン、結構多いのかも知れません。
※私が20代の営業マン時代がまさにそれでした(汗)
一方、仕事を発注した顧客は、外注先との契約を締結してから提案内容の実行までの期間が
最も気がかりで不安なものです。
「契約をしたものの、提案通りに履行され、イメージ通りの成果が出るのか…」と。
但し、営業マンは上述の通り、受注してしまった案件には関心が薄らいでしまっており、仕事を受注する前のように細やかな連絡は
しない状況となります。
この状況から、何が生じますでしょうか?
それは、顧客の不満足です。
顧客は自身の不安が解消されないため、やがて契約したことへの後悔が大きくなり、最終的に社内外に不満を漏らし始めるでしょう。
そうなれば、営業マンはこの案件以降、1つの取引先を失うこととなります。
言い換えれば、この営業マンは商品やサービスを売ったつもりが、実はストレスを押し付けていたのです。
営業マンは仕事を受注した後は、更に細やかなフォローを行い、顧客満足を得ることに最大限注力しなければならないのです。