
店舗が売上不振の際に、どうしても販促で売上回復を図りたいと考えがちです。
「反響の高いチラシを作る」
「割引クーポンを発行する」
「ダイレクトメールを発信する」 など…
これらの販促を実施することで、一時的に売上が回復する可能性はありますが、落とし穴もあるのでお伝えします。
それは、販促を実施することにより、売上不振に至った問題の本質が見えなくなってしまうことです。
「サービスの質が悪くなっているのかも?」「商品の質が落ちてきているのでは?」といった売上不振に結びつく可能性のあるものを
抽出し、検証してゆくことが大切であり、これらに着手せず販促で一時的な売上確保を狙うことは、根本的な問題を先送りしているにすぎないのです。
従って、販促で一時的な利益は確保する一方で、根本的な問題への対処も同時に行ってゆくことが経営継続に向けて大変重要なのです。