「入りやすく、出やすい店」でなければならない訳

洋服店や雑貨店など、物販店を経営されている方によくする質問があります。

「入店されたお客さまのうち、購入に至るお客さまはどの程度でしょうか?」

 

この質問に対し「当店では入店されたお客さまのほとんどが、何らかの商品を購入して帰られます」とお答えになる経営者が案外多いのです。

 

このようなお店は、一見すると優良なお店のようですが、実はそうではありません。

 

まず、「入店客 = 購入客」となっている理由は、次の3つが考えられます。

①そもそも来店客数が少ない

②買わないと出にくい雰囲気があるため、お客さまが多少無理をして買って帰る(2度とこのお店には来たくない)

③買わなければならない理由がある、または、必要に迫られているから、そのお店に行く(必要がない限り、そのお店に行かない)

 

特に地域の物販店のあるべき姿は、お客さまに警戒心を感じさせず気軽に入店できるお店です。

この雰囲気を醸成できないお店は新規客を呼び込むことが困難なため、経営が先細りする可能性が高くなります。

 

堅調な経営が図れているお店の共通点は、気軽に立ち寄れる雰囲気を醸し出しています。

いわば「入りやすく、出やすいお店」です。

 

「入りやすく、出やすいお店」は、お客さまが入店しても購入率は決して高くありません。

でも、結果的にファン客を多く抱えることに成功しているのです。