
私が定期的に読み返す著書の1つを紹介します(中は付箋とマーカーだらけですが…)。
その著書は、世界的ベストセラーのクリス・アンダーソン著「FREE(フリー)」。
著書の中では、フリー(無料)をビジネスの仕組みに取り入れ、成果を上げている収益モデルを数多く紹介しています。
代表的な例としては、まずお客さまに商品を知ってもらうために最初は無料でサービス提供し、気にいってもらえれば、有料メニューへの移行を勧めるビジネスモデルがあります(この収益モデルは、サプリメントのトライアル促進等で、既に広く周知・実践されています)。
今後、人口減とニーズの多様化はますます加速し、これまで企業を支えてきた大量販売モデルは一層衰退が進みます。
従って、これからのビジネスは、一人ひとりのお客さまへ丁寧なアプローチを行い、自社ユーザーとして囲い込むこと、そして長くユーザーとして留まっていただくことに力を注がなければなりません。
尚、無料・無償提供を入口戦略とするビジネスモデルは、小規模法人や個人経営店舗においても、認知・売上拡大に応用できる手法です。是非ご検討されてはいかがでしょうか。