
クーポン券を発行しているお店の方へ、1つの有効な対応策をお伝えします。
クーポン券には有効期限が明記されていると思いますが、有効期限が切れたクーポン券をお持ちになったお客さまが来店された時、どのように対応されますでしょうか。
「お客さま、このクーポン券は有効期限が切れていますのでご使用いただけません。」
ほとんどのお店は、このように言うと思います。
でも、想像力を働かせてみてください。
このお客さまは、有効期限が切れてしまった後も大切にクーポン券を持っていてくれたのです。
何だか愛おしくなりませんか?
クーポン券の内容は、例えば10%程度の割引など経営に大きなダメージを与えるものではないはずです。
「お客さま、このクーポン券は有効期限が切れているのですが、適用させていただきますね!」
このように言えれば、お客さまは一気にファン化してもらえる可能性が高いのです。
「それを許すと、どんどんそのようなお客さまが増えてしまうのでは?」と不安になりますか?
よく考えれば、お客さまが増えることに不安を感じるのは矛盾が生じています(笑)
クーポン券には有効期限を明記する一方で、期限には寛容に対応することで、お客さまのファン化に向けた有効策になり得るのです。