良好なコミュニケーションが「弊害」を生む理由

組織内で良好なコミュニケーションが築けていれば、信頼関係の構築や円滑な業務推進など良い作用が働きます。

 

ただ一方で、経営の持続性を損なう「弊害」が発生する可能性について留意する必要もあります。

 

それは、ミスの温床や承認が蔓延しやすく、やがて組織内の競争意識に緩慢さが生じ、社内競争力や企業全体の体力が弱体化すること。

 

良好なコミュニケーションが図れている状況は、従業員がお互いの存在を認め合っていることで成立しています。

 

そのため、誰かがミスを犯した場合、本人に対して行うべき注意や指摘を躊躇してしまったり、黙認することが増える傾向にあります。ある行動によって現在の関係が崩れることを恐れ、行動を起こすこと自体を避ける可能性が高まるのです。

 

良好なコミュニケーションが図れているメリットを活かし、弊害となるこれらのデメリットを解消する。

そのためには、経営者など組織内上位職者がコミュニケーションの輪の中に適時介入し、客観的なチェックとアドバイスを入れることも有効策の1つです。