
「そういえば、あのお客さん、最近来てくれないなぁ…」
ご商売の業態によりますが、概ね直近1年間来店しないお客さまを「休眠客」と呼びます。
本日は、美容院などお客様リストをお持ちの店舗事業者さんに、休眠客の再来店を促す簡単な手法をお伝えします。
それは『3ステップ・レター』。
その名の通り、休眠客へ計3回手紙を送ります。
手紙の趣旨は、下記の流れで構成します。
1回目「ご無沙汰しております。クーポンをお送りしますので、是非ご利用ください」
2回目「以前お送りしたクーポンの期限が近づいて参りましたので、連絡させていただきました」
3回目「もうすぐクーポンの期限が切れますので、お知らせのため、連絡させていただきました」
休眠客の多くは、1回のレターだけではアクションを起こしてくれません。
1回のレターで反応がなかったからと誘客を諦めてはいけません。
ここは2回、3回とレター接触の継続を。
この粘りがあって、ようやく休眠客に対して意識喚起を図ることができます。
逆に言えば、これら3回の接触でも再来店いただけないようであれば、お客様リストの鮮度を保つ観点からも、そのお客様の名前を削除する判断材料として良いでしょう。