「職人的思考」と「マーケティング思考」

経営不振に陥る店舗経営者に共通する「職人的思考」。

 

「店で提供する商品には自信がある。だから、勝手に売れてくれるはずなんだけど…。」

 

このように、職人的思考の経営者は、頑張って商品を作った後は特に何もせず、自分の店はいつかお客さまから評価されるだろうと考えます。

でも残念ながら、今や老舗店でも「職人的思考」で経営を続けることは出来ません。

 

お客さまは日々沢山の情報に接し、取捨選択をしながら毎日を過ごしています。

 

発信力を持たない「職人的思考」のお店はお客さまに認識されず、冒頭でお伝えしたように、やがて経営不振へ繋がる可能性が高まるのです。

 

一方、「マーケティング思考」の経営者は、商品を作った後も「客観的に見た自店の強みとは?」「この商品は誰を幸せにするのか?」「ターゲットの客層に自店の商品を知ってもらうためには、どのような手法があるのか?」と、考えます。

 

この「マーケティング思考」を持つことが、経営の維持・発展には不可欠です。

 

ご承知の通り、広告やSNS、販促はあくまでも手段です。

商品が売れないからと「職人的思考」の経営者がこれらの手段にいきなり飛びついても、お金や手間が増えるだけで成果は出ません。

 

まずは「マーケティング思考」を経営者自身の思考として定着させ、そして今一度、自店のことを整理して考えてみることが大切です。